桜も見頃を過ぎ、温かい日差しを感じる季節になりましたね。
こんな日には、洗濯物を干してゆっくりと過ごしたいものです。
ところが富山県は1年のうち半分近くは「ジメ~」っとした気候です。
最近は新築はもちろん増改築でもオール電化契約される世帯が多くなってきました。何故でしょう?
富山県は深夜電力の料金が全国的にも非常に安価で、日中に比べ約三分の一程度になるという事。また、都会と違い、電気温水器等を設置できる敷地がある事が理由の1つです。
契約内容によって多少異なりますが、夜10時から翌朝8時までの10時間は1kwあたり7.43円という単価で計算されますので、会社勤めの奥様は、10時になってから、食器洗い機や、炊飯器、洗濯機、などを動かすようにして光熱費を節約なさっています。
タイマー機能などを利用すれば、朝起きる1時間前に設定してエアコンなども快適に利用出来ます。朝起きてからファンヒーターやストーブに火を入れてませんか?
家が腐食する原因は湿気です。富山の木造住宅は暖房器具と部屋干しの洗濯物によって他県の住宅に比べて寿命が短いのです。
お金をかけてランドリールームを造り、生乾きの服を着る事は、人の健康に対しても、家の寿命に対してもあまり良いとは言えません。最近はヒートポンプ内臓の洗濯乾燥機が各メーカーから次々に出ています。
深夜電力の上手な利用で年間光熱費10万円ダウンは可能になります。ただし、日中の電気料は高くなりますので、日中、家に誰も居ない共働きの世帯がこの場合、理想です。
便利さに慣れてくると忘れてしまいがちですが、晴れた日には太陽の下で洗濯物を干しましょうね。
とやまの洗濯物事情
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